おママごと

ママのいろいろなコトを書くブログ。

【本】おかたづけ育、はじめました

 

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最近読んだ教育本。

ママに大人気の収納アドバイザーEMIさんの「おかたづけ育、はじめました」です。

 

おかたづけ育、はじめました。~OURHOME 子どもと一緒にたのしく~

おかたづけ育、はじめました。~OURHOME 子どもと一緒にたのしく~

 

 

「おかたづけ育」って何?

なんとなく子どもの教育に良さそう!

 

な内容だったので、実践したいこと、これから役立ちそうなことをまとめてみました。

 

 

おかたづけ育のはじめ方

「おかたづけ育」とは、読んだままの意味でおかたづけで子どもを育てること。

散らかった部屋を見て、この後おかたづけを子どもにやらせなきゃ〜と思うと、うんざりすることもあります。

でも毎日やるおかたづけが教育につながることを知っていれば、ママのモチベーションも上がっていくはず。

 

おかたづけ育で身につく力とは?

おかたづけは、おもちゃを全て出す→片付けていく優先順位決める行動にうつすという流れで、これは大人になって役に立つ自分のことは自分で決める力を育みます。

まぁ難しく考えず、子どもがこれにしようと自分で決める力、こうしようと工夫する力、さぁやってみようと行動する力をおかたづけをしながら楽しく身につけばいいなぁというもの。

 

子どもと一緒にルールを作る

まず取り掛かりたいのは、子どもが片付けやすい部屋づくりをすること。

そのときにどこに何を置くかをママだけで決めずに

「棚の位置はこことここ、どっちがいい?」

「かごの色は何色がいい?」

と子どもに聞き、子どもといっしょにルールを作っていきます。そうすることで、自分ごととして考えるようになります。

 

おもちゃの収納を変える

次におもちゃの収納を変えていきます。

100均で蓋なしの収納ケースをいくつか買ってきて1ジャンル1ボックスになるように、おもちゃのジャンルごとに収納していきます。

そうすると、おもちゃを決まったボックスにポイポイ放り込めばいいだけなので、片付けも楽だし見た目もスッキリして気持ちいい!

 

このおかたづけ育のはじめる時期は、子どもが興味を持ったときにやれる環境さえあれば、スタートはいつでもいいそうです。

 

おかたづけ育の進め方

子どもが家でのおかたづけとお手伝いを進んでやってくれるようになると、ママも家事が楽になりますよね。そうなるまでもちろん時間がかかるけど、子どものやりたいって気持ちを優先してじっと見守ってあげると成長とともにいつのまにかできるようになります。

  

1日のお手伝いはこんな感じ

1日のお手伝いと参考にしたい毎日の習慣をメモしておきます。ポイントは、ヤクルトや炊飯器を手の届く場所に置いたり、夜ご飯はホットプレートでの調理にして一緒に作るようにしたり、子どもが家事に参加しやすい仕組みを作っていることです。

 

【朝】

●子どもに洋服を選ばせる

●ママが乾いた洗濯物をカゴに入れて、子どもがそれをたたんでロッカーに片付ける

●冷蔵庫からヤクルトを取り出す

●自分でご飯の準備をさせる

●ご飯食べたらシンクに下げさせる

●ベランダの水やりをさせる

ペットの世話をさせる

 

「今日も一日仲良くね!」

「先生の言うことをよく聞いてね!」

と声をかけて保育園に送り出すそうです。

 

【夜】
●帰ったらくつをシートに合わせて揃える

●アウターは洗濯物のカゴに放り込む

●リュックも定位置に放り込む

●お風呂掃除をさせる

●ごはんはホットプレート調理

●ハンバーグを丸めさせる

●ご飯をよそわせる

●1日30分は真剣に遊ぶ

●寝る前に好きな絵本を1冊ずつ読む

●寝る前に今日の良かったことを言い合う 

 

だいたい3歳くらいから始め、5歳になるとほとんどのことができるようになるそうです。

 

おかたづけを楽しむ8つのアイデア

1.子どもとフリマをする

家族でフリマに参加。自分の使っていた物を売るという体験で、物を大切に使ったり商売に興味を持ったりとメリットがたくさんありそうです。

 

2.いらないおもちゃをリサイクルショップに持って行く

家の中も片付くし、リサイクルして物を大切にすることを教えたりできて一石二鳥。

 

3.子どもとビフォーアフターを共有

散らかった写真と片付けた写真をスマホで撮影して、ビフォーアフターを見てどこが汚いかを一緒に考えたり、片付くと気持ちがいいということを伝えることができます。

 

4.掃除の分担をゲームで決めちゃおう

ストローに名前書いてひいたり、あみだにしたりゲーム感覚で楽しみましょう。

 

5.タイマーをかけてよーいどん

早くやらせるテクニック。子どもはゲームだと思って楽しんでおかたづけをします。

 

6.キャラクターに代弁してもらう

明日の準備がんばるんだもん byクマモン

という感じで、子どもの好きなキャラクターに吹き出しをつけて飾っておくと効果あり。

 

7.おかたづけの歌を流す

この曲が流れるとおかたづけの時間だと分かり、リズムにのって楽しめます。

 

8.シール、ハンコでがんばったね表

シールやハンコで表を埋めて達成感を味わうためにがんばっておかたづけします。

 

やる気にさせる言葉

ただ思った言葉をかけるのではなく、少し頭を使って子どもにひびく言葉をかけたいですよね。やる気にさせる言葉をピックアップしました。

 

●「かたづけなさい!」ではなく

「今日元に戻してたら明日すぐ遊べるよ」

 

●「片付けてで!」はなく、具体的な言葉で伝える。

「リュックをロッカーに入れようね」

「おもちゃ赤いカゴに入れようね」

※5歳くらいになると細かい指示をすると考える力がつかなくなるそうです。細かい指示は5歳未満まで。

 

●子どもが安心するのはオウム返し

「明日学校行きたくないなー」

「そっか、学校行きたくないんだ」


自分でできたと思わせてあげる。

「もう待ち合わせの5分前だよ!」ではなく

「あれ今何時だっけ?  あ!5分前だ。

すご~い!よく気づいて5分前行動できたね」

それとなくきづかせる→子どもが行動する→その行動を褒めるというのがいいサイクル。

 

●最後はお母さんもいっしょにしようが効果大

子どもがひとりで片付けできるのは5、6歳。それまでは2できれば3できれば、少しずつできるようになればいい。

 

少しずつおかたづけ育を取り入れられたら、子どもの将来にとってもママにとってもメリットが多そうです。

 

おかたづけ楽しみだな!

おしまい。